しおこしょう

ジャニーズについて残しておきたいこと

風 is a Doll?に行ってきました

8月2日
今、朝の8時45分。自担のソロコンという未知の世界へ足を踏み入れる前に、今の心境を綴っておこうと思って…。
楽しいのか、つまらないのか、まったく予想がつかない。ソロコンという文化に触れたことがない。つくづく思うことは、風磨くんとは曲の趣味が合わないということ。だから、風磨くんが歌っている曲の名前が分からないという事態が発生することは間違いないと思う。仕方がない。
ただ、風磨くんが一人で大きなステージを任される瞬間に立ち会うのはすごくドキドキするし、そわそわする。
正直、風磨くんはそういう器量がないんじゃないかなんて申し訳ないことすら思っているし、風磨くんの良さはグループにいて初めて発揮されるとも思っているから、ソロコンなんてやらなくていいのにっていう気持ちは今朝の時点でもめちゃくちゃあって、5人が宙ぶらりんの状態でよくソロコンなんてやるなって内にも外にも敵意剥き出しなんだけど。だけど、風磨くんってきっとこういう風に思われてることを知っていて、そしてめちゃくちゃ苛立ってそうで、めちゃくちゃメンタルやられてそうだから、その気持ちをうまく昇華してくれればいいなと思います。頑張れって気持ちでいっぱいです。頑張れ…お腹痛い…めちゃくちゃ楽しみ…

8月2日
ビールを飲んで帰宅。楽しかった。その一言に尽きる。世界は輝いているし、風磨くんは手の届かないアイドルだ。笑顔が素敵だった。汗が、キラキラしていた。

8月3日
仕事へ行きたくない。昨日、あれだけ楽しかったのだから何かツケが回ってくるんじゃないかと思いながら出社した。自分の集中力が切れたせいでしょうもないミスをひとつしたぐらいで、世界は普通に回っていたし特にこれといって不幸な出来事は起きなかった。風磨くんは天変地異をもたらした訳ではなく、至って普通に真面目に自らの仕事をこなしていただけだった。そうだよなぁ。

8月4日
改めて、風磨くんのソロコンサートとても楽しかったです。8月2日当日に書いた備忘録を消し去りたい気持ちでいっぱいだけど、ここは、戒めのために残しておくことにします。
ソロコンとは、文字通りグループのいちメンバーが1人でコンサートを行うことを指すのだけど、風磨くんは決して1人では無かった。
風磨くんには、一緒にコンサートを盛り上げてくれる、心配なことは一緒に抱えて悩んでくれる、背中を押してくれる、ふざけてくれる仲間がいて、いいものにしようと力いっぱいサポートしてくれるスタッフがいて、何より、風磨くんのことが大好きなファンがいる。多分、風磨くんは今までもずっと1人じゃなかったし、これからも1人じゃないと思う。ただ私があまり気がつかなかっただけで、風磨くんはほんとうに恵まれた環境にいる男の子なんだ。

コンサートの選曲は、案の定私はほとんど分からなかった。KAT-TUNも嵐も通ってない私からすれば未知の領域の曲たちだけど、すべて綺麗な音だったしステージを眩しい景色に変えていた。風磨くんの力はすごいんだ。これから、その曲を聴いたら私は、「風磨くんが歌っていた曲だ」と思うんだろうけど、それは私にとってはとても嬉しいことだと思っています。風磨くんが教えてくれた、与えてくれた“いいもの”が、私の中でちゃんと育っていきますように。

20-Tw/Nty-を歌う前、「ジャニーズに入って8年。最初は右も左も分からなかったけど、色んな人に支えられて今ここのステージにいます。ジャニーズに入ってなかったら、みんなに会えなかったと思うと、怖いっすね(要約)」と言いながら照れくさそうに笑った風磨くんに、正直驚いた。風磨くんも、怖いと思うことがあって、それを私たちの前で口に出すんだ。風磨くんも、自分の知らない世界にもしも、なんてことを考えて怖くなったりするんだ。発見だった。
「手紙を綴るように書いた歌があります。うまく歌えるか分からないけど…手紙を読むような気持ちで聞いてください。大切なみんなへ。」と、ペンを持ち想いを紡いでいく風磨くんは、もう私があれこれ言ってしょうもないことで怒ったり泣いたりする必要のない、堂々としていて、どこかまだ照れくさそうで、それでも全身からうれしいという気持ちが溢れていて、そういうハタチのアイドルでした。うまく歌えていたよ。ありがとうの思いが詰まった、素敵な歌だったよ。

甚平の風磨くんかわいすぎか!!!!!みんなとデートしてる設定だったから、ものすごく慣れてなさそうだったけど、キングオブ男からSTMMERYの流れがすっごく面白かったし盛り上がったー!たのしい!風磨くん、私のSUMMERY童貞、あげちゃう!もらってくれてありがとう!

ひとりぼっちの歯ブラシからアンコールまで終始良かった。スタンドマイク取り出したところで、髪をおでこにへばりつけながら全力で歌い上げる風磨くんに、横アリのステージを走り回った後仰向けに寝転んだ風磨くんが重なった。

人間の心を手に入れるため、人形たちは人間の恋心を盗む、そのための決起集会というテーマ。タイトルが「風(who)is a Doll?」だったから、最初は「人形はどいつだ?」の直訳で暗喩に暗喩を重ねた意味になっているのかと思っていたら、もっとすごい「誰が人形じゃ!」が本当の意味だった。風磨くん、やるじゃん。

恋心を奪うはずが、奪われて帰ってきた風磨くんのrougeが最高に、最高に、最高に良かった…
衣装もSUMMERYの時のもの(だよね?)で、なんか良かったな。風磨くんっぽいなと思った。ダボダボしている服を着ている風磨くんより、こういう衣装の方が私は好きです。

オーラス、風磨くんが涙を見せたと聞きました。ホッとした。泣いてくれて良かった。お父さんとの約束は破ってしまったのかもしれないけど。それでも、泣いてくれてとても嬉しかった。一緒に涙してくれる人がいるね、よかった。

風磨くんが思う自分、が少しずつ動いているように感じました。今まで、私は風磨くんのことを「なんでこうなってくれないんだろう」とか「こういう風にしてくれたらいいのに」とか、私のアイドルの理想をぶつけていて、その理由は風磨くんが「俺のことを好きな奴だけついてくればいい」というスタンスだったからで、それが本当に嫌で、分かってあげられることの方が少ないんじゃないかと絶望していたこともあった。だけど、多分もうそういう風磨くんはいないし少なくともTDCのステージに立つ風磨くんは俺のことを好きな奴も嫌いな奴も興味ない奴もまとめてかかってこいという男らしさとやる気と気合いと包み込む優しさと暖かさで満ちていた。だから、大丈夫。私も、風磨くんも。

ありがとうって言ってくれてありがとう。

風is a Doll?お疲れさま。たくさん焼肉たべてね。