しおこしょう

ジャニーズについて残しておきたいこと

A.B.C-Z “Legend”

「塚田くんのことを目に入れない期間」というものを設けてみて初めて気が付いたことは、ただひとつ、「そんなことやらなきゃよかった!」でした。

 

今回のツアーは大阪・名古屋・東京の三か所公演でしたが、仕事の都合もありどうしても大阪と名古屋は行けそうにありませんでした。Twinkleの時から、地方に行かないことで少なくともなにか大事なものを知らないで終わる、という感覚があったので、今回は絶対に行きたいなぁと強くねちこく思っていたので、日程を見た時の私の荒れっぷりは「白い影」で直江先生が死ぬ間際倫子にビデオレターを送ったときのテレビの前の私とひどく似ていました。

嫉妬かなと思ったのは、やっぱり行った人が単純に羨ましいからです。あとは、多方面に寂しいという気持ちだった。置いていかれるんだなまた、という謎の寂しさを抱えてしまったので、とりあえずガムシャラへ行き、スマップもたくさん計画を立てました。

置いていかれる、という感覚はめまぐるしいA.B.C-Z特有のものだと思います。現場数の多さが起因しているけど、特に私はファンになってからまだ日も浅いので、よりA.B.C-Zを知るには会場に多く足を運ぶことがスピード解決の糸口だと考えているから。

結局、その感覚に捕らわれてしまってからはもうまともに塚田くんを見ることも出来ず、ちゃんずーもマホチェリも見ていません。ここまでが、前置き。

 

代々木、すごく楽しかった!!!ライブは、楽しいことだけがある世界で、どんな嫌なことも悲しいこともゴミ箱にぽいしてしまえる空間で、それを身を持って、肌で、感じたのは初めてでした。楽しかった!!!

オープニングでブランコを漕いでいたえびちゃんは、さながらジブリ。夢がつまっていました。ブランコも、5STARも、5RINGSも、5in1も、5人にしか出来ないものを生み出していく姿がこんなにも力強くて、こんなにもパワーをもらえるものか。 

前向きなライブでした。未来が見えた。楽しくって優しさに包まれているライブはたくさんあるけど、次へと向かっていくライブは私は初めてだった。近い未来に、さらにファンが驚くようなことを仕掛けてきたり、大きくなって毎日テレビで見られるような、そんな仕事を絶対にするんだろうなぁという、すごくすごく未来を見据えたライブでした。戸塚さんは「掴めそうじゃないでしょ、掴んでよ」とトキメキイマジネーションで歌っていた。私は、「売れたい」と短冊に想いを綴った戸塚さんを思い出しました。本意は分からないですが、今の戸塚さんなら、今のA.B.C-Zなら掴めるよ。

掴めそうじゃなくて、掴んでよでもなくて、掴めるよって言いたい。

 

ところで、塚田くんのソロコーナーは噂には聞いていたけどおもしろかったなぁ。戦う塚田くん以外が見たいっていうほんのりな気持ちも届いていた?察していた?し、アクロバットも諦めてない。私は人には役割がある、と思う半面でその役割に嵌ってしまうのはナンセンスだとも思う。そう考えると、今回の塚田くんは色々なものを超越していた気がします。セルフプロデュースの行きつく先が面白い、って最高だなぁ。だいたいセルフプロデュースっていうのは半分自己満足なのでチッと舌打ちしたくなることもあるんですよ。私が中居さんを15年見続けてきて思ったことは、私の中ではもうまごうことなき事実なので。塚田くんの衝撃リカちゃんは批判なんてあったとしてもどこ吹く風で地球もジャパンも巻き込んでぐるぐるぽーいのバイバーイ!また見に来てね!なので、もうついていくだけなんだなって思わされました。深いこと考えずに、塚田くんの考えた塚田くんを何も考えず受け取れることって本当にたのしい。来年はどうするんだろう!

 

最後の挨拶で、「東京ドーム、ぜったいつれていきます!」って言ってた。言いたいことがたくさんあって、伝えきれないから早口で詰め込んで、東京ドームへの宣言をしてくれた。ずっと一緒だよー!もなかなかに涙腺にきたんだけど、塚田くんの挨拶っていつもまっすぐで、なんかよく分からないことも多いけど、それはそれですごく伝わってるよ。伝えたいことを一生懸命言葉にしてくれてありがとう。大きな会場で、もっといっぱい私も遊びたいです。持ちつ持たれつ。

はぁ楽しかった。ぜんぜん、置いてかれるなんて思わなくても良かったなぁって。代々木で得たものがすごく大きすぎて、私が考えてたことが小さすぎたよちきゅう…。塚田くんはありがとう~えびちゃんありがとう~細かい感想はもう、心の中にしまっておきます。

 

今日からイットランズインザファミリーが渋谷パルコ劇場で始まります。怪我なく風邪なく、元気に暴れてください塚田くん!!!