しおこしょう

ジャニーズについて残しておきたいこと

みーんなメイチン!

ABC座2015、絶賛公演中ですがあと3日間で終わってしまうというのに未だ収録が入っていません。

映像化されるのか…?されないのか…?私にはその判断がまったくつかないので、忘れたくない大好きなリョウイチ/メイチンのシーンだけ覚書で書き起こしておくことにしました。映像化されることが分かれば、その時はこっそりと隠すことにします笑…

 

~プロローグ~

レコードショップに通う大学生たちに五郎が「一番いい時に消えやがって…あいつら、一体どこで何してんだろうな…」と回想するシーンからプラネッツの誕生秘話が始まる。

 

~一場~

スーパーの一角のような場所でライブ演奏をするプラネッツ。閉店の音にかき消されてしまい、むなしさが募ります。リョウスケは苛立ちに任せ、60年代サウンドを推しみんなでこだわってやっていくと決めたにも関わらず、「鼻くそみてーなピコピコバンドがツアーレコードで一坪ぐらいのコーナー持ってんだよ、サウンドだよサウンド!」などとフミトに当たっちゃう。ぎくしゃく。なぜかふーふーしてるショウタとリョウイチ。しかし未だミスタッチしちゃうコウイチのもとに電話が。「俺たちの2曲目、神様チャンスをを気に入ったオーガナイザーが、60年代サウンドを蘇らせるフェスが札幌であるんだけど、ぜひそれに参加しないかって!」と嬉しい知らせ。リョウイチも思わずバック転しちゃう。「今に見てろこのポンコツライブハウス!今度俺たちをバカにしたら蛍の光を生演奏で弾いてやる!」「小樽へ出発~!」「札幌だよ!」ギャグをかましながらフェスへ意気揚々と出発です。

「サンキューサンキュー!」

「世の中には乗りに乗ってるバンドもあるってことだよなぁ…だからみんな金髪にしようっていったじゃぁん!」
「ねぇ!別に金髪にしなくてもいいけどさ、ダンスとか派手なパフォーマンス取り入れてさ、間奏とかに!なんなら俺、バク転しようか!?小さい頃から頭打ちまくってるし!ライブハウスの端から端までグルグルグルグル!グルグルグルグル!グルグ…」

「バク転は!!!どうする…?」
「マジ!?」
「小樽へ出発ー!」

イージードライバーでリョウイチとコウイチが拳を上げながら踊っているのが好きです。ところで、リーダーはこの時からフミトなはずなのになんでコウイチのもとに電話がかかってくるんですかね!連絡係なの?笑

あと、回を追うごとに「どうする?」のリョウイチがなんか変な顔になっていくのめっちゃ面白かったです。

 

~二場~

イカしたマシンで横浜や横須賀をかっ飛ばしながら羽田へと向かっていると、ネコを引きそうになりクラッシュするプラネッツ。動物好きが幸いしネコは無事でしたが自身はタイムスリップしてしまうことに。場面は突然飛行機から降りてくるシーン。「さすがにこの時期じゃ札幌に雪は無しか」とショウタがしみじみ呟くので、公演期間中と同じ秋口なのかな。もう初雪降ってるみたいだけどね。ビートルズが突如現れタイムスリップしたのでは?と気付き始めるプラネッツ。フミトが商売道具を抱えながら興奮する姿が愛おしくて、思わずリョウイチも「ドキドキしてんじゃぁん!」とか笑顔になっちゃう。ビートルズヲタクのフミトが言うには、今日は初来日の武道館コンサートの日らしい。早速武道館へ走り出すプラネッツ。ネコを連れていくのはリョウスケの役目。
「ラーメンは食ってくっしょ!?」
「好きなんだ〜好きなんだ〜!」
「そうかな?俺は警視庁年末24時を見てたからな!」

「雪が無かったから?」

「動物愛護協会がそんなに怖いのかぁ!?」
「ドキドキしてんじゃぁん!で、どうしたいの?」

五郎とリョウイチの出会い。「プリーズギブミー…チョコレート!あ、チケット!」「お父さんかお母さんがあっちの人?」と金髪のせいで異国の人扱いされるリョウイチ。飛び出す声も高くなっちゃう。話が噛み合わないままフミトと合流。物価が違うのでビンボーバンドでも余裕でチケット5枚手に入っちゃう。ロックンロール!シェケナベイベー!チケット譲ってください、っていう役割がフミトなのがめちゃくちゃ面白い。

「どうかしましたか?」

「いえ!父と母も日本人で、生まれは豊洲です!」

「こっちはすっげぇ英語喋る人と会ったぜ!」

「チケット手に入ったんだ、5人分も!よくそんな金があったな!」
「1966年だけど?」
「ロックンロ〜ル!」

生まれは豊洲です!っていつもひゅんって声が飛んで行っちゃう塚田くんがかわいくて仕方なかった。この前見たとき(24日)、出てきたリョウイチの髪がベッカムみたいになっててものすごく面白かった。そのあともあちこちから毛が飛び出てて、牛みたいだった。も~塚田くんかわいい。

 

~三場~

ビートルズ公演に冷静に興奮するコウイチに、共感するリョウイチ。リョウイチは少し頭の悪いやつなようで、ドラムの人の名前が分からずにあてずっぽうでフルーツの名前をいいまくる。当たり前だろ!とか喚いたのに…ドクみたいに助けてあげたいって思う気持ちはこれからも大切にしてほしい。ぺちゃくちゃと未来的な話をしているところで五郎さんに声をかけられる。荷物を見てバンドマンだと判断した五郎さんは、「スリッパだか便所のサンダルだか知らねーけどバンドマン何だからどうせ冷蔵庫には何も入ってないんだろ?うちに来いよ!」と世界一のやさしさでお家に招待してくれます。リョウスケはネコにラムという名前をつけてあげました。

「そんなこと言うなよフミト!俺にもその気持ちよく分かる!」
「当たり前だろ!この頭見ろぉー!でも生ってすごいよね!ほんもんだもんねぇ!俺あの人好きだなぁ、ドラム叩いてた…モモ!ナシ!ほらぁ観客の人が叫んでたじゃぁん、イチゴ!」

「リンゴかぁ~なぬぅ!?あの人青森出身だっぺか!」

「だばぁ、リンゴじゃなくて、リンゴかぁ〜!」
「ゴォ〜ン…」
「殺されたの!?」

「ねぇ、本人に教えてあげたほうがいいんじゃないの!?そしたらバックトゥーザフューチャーのドクみたいに助かるかも知れないよ!」

「歌詞の内容が分からないのに洋楽が好きなんだ」
「さっきの人がいたらなぁ…」
「ワッツ!?」
「さっきのひょうきんな人ぉ…」

「かっちょ悪いですか?」

「結構普通なんだけど…」
「ふっふっふっふっ、だからお前らスマホはやめろって言っただろ!俺みたいにガラケーにしておけばよかったんだよ、こういう時のために!」
「リョウスケ!お前リョウスケで合ってるよな?これだってカメラ機能がついてるんだぜ、貸してやるよ!ジャジャーン見ろよ無事だ!こうやって…ぱかっと!いきますよぉ〜ぱかっと!馬鹿じゃありませんよぉ?皆さんご一緒に〜ぱかっ!あれぇーー!!これ洋服のホコリ取るやつじゃーーん!!欲しかったんだよなぁこれ…ってお前らぁ俺をはめやがったなーー!!」
「なんでスリッパってゆんだろうねぇ!」

洋服のホコリとるやつじゃーん!っていうリョウイチが毎回面白くて、後ろでリョウイチとショウタがもう吹き出しちゃってるのが見どころ。ところで塚田くんも昔、黄色のガラケー使ってたよね。

 

~四場~

枕木の音が聞こえるボロアパートでお互いのことを話しているうちに、五郎さんも昔同じ「プラネッツ」というバンドを組んでいたことが判明。ここをスタジオにして志半ばで途絶えた五郎さんの夢をもう一度追いかけてみるという賭けに、5人は乗っかるのでした。さっそく五郎さんの昔の衣装を借りて、ニックネームも新たにつけてもらい新生プラネッツとして活動することに。メイチンはやや不満げだけど、最終的にとても愛される未来が待ってるから落ち着いて!ネコの抜け道を進んだ先には酒屋の倉庫があり練習部屋になっている。そこで五郎さんのバンド解散の経緯や夢を聞き、その夢を一緒に叶えたいと燃えるプラネッツ。借金に追われる五郎さんを助けたいという思いもあるのかな。そこでタイミングよく、ライブをやらないかとの誘いが。伝説のACBでのライブが、プラネッツをスターへの道へ導いていきます。
「ひねくれてるから分かるでしょう?」
「プラネッツです!ね、どうしようもないでしょう?恥ずかしいでしょう?」

「ちょっと待ってよ、これじゃあおいしすぎるじゃないですかぁ!吉川さぁん!」

異常ですこの人に近寄らないでください決して餌を与えないでください!どんなに狭い空間でも呼ばれて飛び出て空中回転!迷惑千万(メイン志願?メイ牛山?)目指せハリウッド、ベースギター・メイチン!
「衣装は有難いんですけど、ちょっと待ってくださいよ五郎さん!なんで僕だけメイチンなんですかぁ!みんなと一緒に、英語みたいなかっこいいやつつけて下さいよぉ!アイドルにチンがついてるのなんていません!」

「無責任ですよ、嫌ですよ!名前の最後にチンがつくあだ名!」

「五郎さんのバンドの時のニックネームは何だったんですか!?」

「名字は!?」

「おかしいじゃないですか!チンが無いじゃないですかどこにもぉ!」

「自分のことを言うときは俺でいいんだよ」
「ケチィ!いて!このネコ引っ掻きやがったな!今に見てろよ、お前にバク転教えてニャンコ先生にしてやるからな!」

「病気とか事故とかですか?」

「で、ここの倉庫は?」

「何で?」

「アシベって…アルファベットで…どう書くんですか?」

「えぇ!?あははは、いやぁ近いなぁ〜惜しいなぁ!アルファベットでACB、ひっくり返すと、アベシになっちゃうもんなぁ〜!あぁ、いえ何でもないです!こういうことお芝居で言うとガッついてるって思われちゃうんで!おいサターン!今後余計なこと言うなよ!俺たちこれから人気者になるんだから!これが俺たちの、アベベノミクス効果になるかもしれないんだー!」

全体的にずっとかわいい四場。感想はまた違うところでまとめるけど、「自分のことをいう時は俺でいいんだよ」っていうリョウイチの目が好きでした。メイチンの口上は、()の部分は全然聞き取れなくてほかの方のを参考にしたけど、何かいろいろあるみたいで!?誰かに教えてほしい!!

 

~五場~

ライブシーン。リョウイチのキャスケットがすっごくキュートで、本当にイギリスの少年みたいで綺麗だった。イージードライバーでリョウイチとショウタがセッション?するのも最高だし、タンバリンを叩くコウイチはなんかかわいかった。ドラキュラガールが終わって神様チャンスをに向かうところのリョウイチのベースさばきがむちゃくちゃ好きでした。あと、後ろの映像でモッズコート来てるんだけど、メイチンだけフード出てるのソー!キュート!!!

 

~六場~

ついに日劇ウェスタンカーニバルに出演することに。フミトは「アイドルも楽器もちもごちゃ混ぜってことね、普通にやってたら紙テープ飛んでこないかもな」とやる気満々。みんな気合十分なのですが、リョウイチの持つラムを見ると急変、「そんなネコ楽屋に置いて来いよ」とイラつき始めます。しまいにゃ出演前だというのにシンバルシャーン!と叩いちゃう。下向いちゃうリョウイチ、怖いね、頑張ろうね。ぎくしゃくしたまま演奏が始まりつつがなく一曲目が終わるのですが、突然リョウイチが「メイチン、暴れます!」とか言ってアクロバットし始める。あんなにメイチンは嫌だとか言ってたのにすっかり板に付いちゃってるし、あんなに下向いちゃってたのに元気よく相談もなしにステージぐるぐる回っちゃう。その結果、ヘラオ先生の登場に和んだのも束の間、最悪の空気になるプラネッツ。勝手なことをするリョウイチに怒り、ここまで来たのは俺のおかげだと言うフミトに、怒りの火がついてしまいます。「僕らに迫るピリオド」と歌い、その通り、そのスターとしての活動にも終わりが近づいてきます。
「なぁに言ってんだよ、俺たちは今をときめくプラネッツだぜ!な、職人!」
「地味だね〜いうことが!」
「よーし、いっちょぶちかましてやるか!冥王星メイチン、暴れます!」

「そうだねぇ、俺、テレビで見る限りもうちょっとへらへらしてる人かと思った!」

「誰か来てくれ!!」

PERIOD、ほんとうにかっこいいよね。今月号のポポロで塚田くんが「コンテンポラリーダンスを頑張ってるよ。感情を体で表現しているから見てね」と言っていたけど、その通りめちゃくちゃ体で切なさ?激しさ?が表現されていて、多分どのメンバーを見ていてもぐっとくるものがあると思う。リョウイチは絶対に殴らない。このシーンのリョウイチは本当に、グループのことをよく考えているなぁと思う。

 

~七場、八場~

酒屋で五郎さんに喧嘩をたしなめられます。「ギターがいなきゃ始まらねぇ、ドラムがいなきゃ始まらねぇ、ボーカルがいなきゃ歌にはならねぇ。音楽は音を楽しむってかくんだよ、俺は一人楽しみすぎたのかもしれねぇな。下らねぇことで喧嘩なんかすんなよっ」と、五郎さんは最後まで優しい。ここでリョウスケは「五郎さんに会えてよかった」と、急に別れのようなことを切り出します。もしかしたら、もう戻らねばならないと、何か悟ったのかも知れない。五郎さんも「俺もお前たちに…いや、それはここがスタジオになったときに話そう」と、何かを察したような口ぶり。そのまま五郎さんは外へ出て行ってしまい、それがプラネッツと五郎さんの最後になりました。帰ってもう一度5人で一からやり直したいリョウスケ、このまま残って五郎さんの夢を叶えたいフミトがまた衝突します。「ここにいたらお前の両親にも会えないもんな!」「お前が裏切りそうになったから…」と、フミトのやさしさは間違った方向でリョウスケにぶつかってしまう。ラムの不在に気が付いたリョウスケが必死に探しに行くと、不運にもそこで事故にあい還らぬ人に。フミトは「ほんとはどっちだって良かったんだ、俺はただ、マーキュリーと一緒にずっとバンドをしていたかった!」と泣きながら叫びます。うう~

 

「そうだよね…これってある意味、歴史がちょっと変わっちゃってるってことだもんね」

「俺、あの洋服のホコリ取るやつ…捨てちゃったぁ~!」

「俺たちがここの倉庫に来た時にはまだいたぜ?でも、そうこうしているうちに、いなくなったんじゃないか?」

(リョウイチは落ち込んでいると、おかしな顔をして笑わせてくれる)

 

いつか時は流れて 共に歩んだこの道を

心離れ離れに 何も見えなくなっていた

夢を語った日 大切なものを心に描き出して今を歩き始めよう

We are the one 始めよう 夢に向かってこう 僕たちが輝ける場所へ

We are the stars 歩き出そう 共に生きよう あの日見た夢に向かって

時を越えて星を超えて 変わらないものを探して

この道を共に進めば 僕たちはひとつ

We are the one 始めよう 夢に向かってこう 僕たちはひとつの星座さ

We are the stars 悲しみに涙こぼれても 輝く未来へと進もう

We are the one 始めよう 夢に向かってこう 僕たちが輝ける場所へ

We are the stars 歩き出そう 共に生きよう あの日見た夢に向かって

 

曲の途中でラムが「猫には不思議な力があるって神様本当ですか。だとすれば神様、その不思議な力を私に与えてください。私は二度も命を助けられました、その二回分の命あなたに捧げても構いません」「あの若者を、あの5人をもとの世界に戻していただくことは出来ないでしょうか。いいえそうしていただきます、神様、歴史にお逆らいになってはなりません、私も、頑張らせていただきますから!」と叫び、その姿が消えると同時に良リョウスケが再び戻ってきます。そして5人で(いつの間にか)現代の世界へと戻るのでした。

 

『一緒に居ると解らない 

同じ場所に居たら進まない

旅の途中で出会う

道標という不思議な経験

思い出はほんの数ページだったけど

五郎さんとの出会いが

俺たちを大人にした……』

 八場は「和解」ってタイトルなんだね。土管に飛び乗って出てくるリョウスケがかわいい。

 

~九場~

一年後、再び活動を始めたプラネッツはあの酒屋の倉庫を探します。そこで働いているというアルバイトのホナミに案内されてたどり着いたのは、見覚えのある酒屋の倉庫、ではなく、偶然にも今日がオープン初日というスタジオでした。そして振り向いたオーナーの老人こそ、自分たちに大切なことを教えてくれた五郎なのでした。感動のあまり五郎さんのあべべに抱き付くリョウイチ、名前を呼んでほしいとワガママをいうコウイチ、童心に戻るって感じでかわいい。五郎さんは優しく、「お前ら変わってないな、ちっとも老けてないもんな」と話しかけ、レコードを見せます。みんなで聞いてみるか、とレコードを取り出そうとするとショウタが「今からここで演奏します」とナイスな提案。五郎さんも感動、「お前らに会えて、本当に良かった!」と涙を浮かべながら言うと同時に、思い出の神様チャンスをがスタジオに響きました。~完~

「何言ってんだよリョウスケ!あのひと人間じゃない!あの、お名前は?」

「やっぱ言葉遣い綺麗だねぇ!」

「あべべぇ~(泣)」

クリーム色のモッズコートがかわいいリョウイチ。胸の黄色いバンダナもちょういかしてる。このシーンすごく好き。レコードを持つリョウイチ。前回のジャニーズ伝説ではレコードが切ない思い出のように思えたけど、今回はいとおしい思い出になったからなんかすごく心があったかくなった。

 

お話は私が分かればいいと思って適当に端折って書いたけど、見れば見るほど味わい深くなるなぁと思いました。メイチンはずっとかっこいいしかわいいしおもしろい!

きちんと映像化されますように!のんのん!