しおこしょう

ジャニーズについて残しておきたいこと

イット・ランズ・イン・ザ・ファミリー〜パパと呼ばないで〜 中間ミーティング

1996年に渋谷に開通した埼京線のホームは、その大きな敷地の中にある数多くのホームの中で一番端に位置する。動く歩道を渡って改札まで向かうなんて他ではないだろうし、その間に本屋もあるので長旅のお供として漫画も買えたりするのだけど、何が言いたいかと言うとつまり、渋谷はめちゃくちゃ遠くて面倒くさい。そんな渋谷、PARCO劇場へ通い始めて15日が経ちました。足を運ぶ理由はただ一つです。

「イットランズインザファミリー〜パパと呼ばないで〜」が9月20日から公演されています。塚田くんがA.B.C-Zを飛び出して、立ち向かっているコメディ演劇です。
レズリーという男の子は、劇中では「半狂乱」「情緒不安定」「パンク少年」「中肉中背」「茶色の目」「ハンサム」「小さなお荷物」「かわいい孫」「立派な青年」など、いろいろな言葉でその姿を表されています。そのどれも、塚田くんが演じているレズリーくんなのですが、それは塚田くんではなくまさしくレズリーであり、でも間違いなくどこか塚田くんなのです。

ストーリーですが、レズリーという突如現れた息子を軸にして、誰かに何かがバレないように、色んな人が嘘に嘘を重ね翻弄されながらも、最後は優しい嘘が幸せに導く、というひたすら笑えるハートフルコメディです。イギリスらしく、シニカルな笑いも織り交ぜながらドタバタと様々なキャラクターが走り回ります。

誕生日によかれと思っていきなり真実を知らされたレズリーは、ショックのあまり半狂乱で仮免のまま家を飛び出します。色んなものをなぎ倒し蹴飛ばす過程には、大切なママと自分を捨てた父親への恨み半分、ほんとうは父親は生きていて積もり積もった話ができる喜び半分、だったのかなぁと思います。最初はずっと、豚野郎ぶん殴ってやる!と威勢がいいのですが、本気じゃねぇよぉとすぐに泣きながら吐いているので、ただただ威勢よく酔っ払わねばならなかったのだと思うと、レズリーくんの心中はとてもしっちゃかめっちゃかだけどまっすぐに家族を欲していたのだ…と思ってしまいます。
「ばあちゃんに巡り会えたと大喜びだ!」というボニー先生のセリフの時、会場がいつも笑いに包まれるのがすきです。レズリーのことを、みんなが、「純粋な家族愛を持つ男の子」として見ているような気がして、あの瞬間はとても愛に溢れていると思うのです。まぁ面白いから笑うのだけどさ!
それから、レズリーがパパがヒーローだと知った時の喜びと、ほんとうのパパは牧師で痛風持ちでイボ痔で時々口が悪くて何かと自分を談話室から追い出そうとする奴なのかも…?という可能性を見つけてしまった時のやり場のない気持ちが、言葉に乗ってくるのがすごく好きです。
言葉が生きてるなって感じがします。
塚田くんの演技の良し悪しは私には分かりませんが、塚田くんの発する言葉や体当たりの表現に、心を掴まれていることは確かなんです。塚田くんってこんなことが出来るんだ。知らなかったとか気付かなかったとかではない、でも絶対的に掴まれることが少なかった部分をいまこの期間中ずっと鷲掴みにされてるので、正直私もレズリーくんと同じぐらい毎日吐きそうです。幸せかよ!!
えび座のときはその片鱗だったんですよね。

お話の結末は、優しい嘘です。喜劇は往々にして悲劇と背中合わせ、だったりしますが、この喜劇はパンフレットでも役者の方々が仰ってるように「笑劇=ひたすら笑いに包まれる劇」。
ブルーの目の2人から、茶色の目のレズリーは生まれない、という現実である事実に、レズリーはいつ気付いてしまうのか。それは悲劇ではないのか。と、考えてみたんですが、ここからは私の憶測という名のこの舞台を見る上での軸です。そもそもテイトもボニー先生もミセスボニーも、みんな分かってるんですよそんなことは、ローズマリーに言われなくても。大いに満足している、の辺りからミセスボニーの顔つきも変わってくるんです。パパもママもばあちゃんも、もう決めたんです、レズリーを息子であり孫であるとすることを。
レズリーも、個人的にですが、モーティマーへの反抗(こんなやつ親父なんかじゃねぇ!)を見せたときに、気付く、とまでは行かなくても、明確にボニー先生が父親がいいんだ、父親であれ、という希望を含んだ態度を取っている気がするんです。気付いたところでレズリーは幸せになれない。深いところをレズリーが考えているとは思えませんが、レズリーにとってはママを放ったらかしにしたクソ親父、も大切ですが、これからその時間を埋めようとしてくれる家族という形、の方がずっと大切で、ずっと必要なものの気がするんです。
結局のところ、血は繋がってないしレズリーの求めていたお母さんを捨てただけど勇敢なパパ、という人はどこにもいないのだけど。いないのだけど、嘘は優しくみんなを包んで、最後まで守ってくれるのだと思います。私はこれがのちに悲劇を生む可能性を含んでいるものには到底思えません。「It runs in the family=そういう血が流れている」なので、もちろんモーティマーとレズリー、テイトとレズリー、ボニーとミセスボニーの家族という形を持つものにしか本来当てはまらない言葉ではあるけど、同じ嘘を共有したみんなに当てはまるものでもあるのかなと思いました。家族という形を成した他人なんですけど、間違いなく家族なんですよ。そういう気持ちで、このタイトルを持つコメディを観ることで、さらにあたたかい気持ちが増しています。

初めの話に戻りますが、レズリーなのにどこか塚田くん、なのは、役との対話なのだと思っています。自分の演じるキャラクターに問いかけることだったり、バックグラウンドを考えてみることで深みが出てくると思うんですけど、というか役者ってそういう職業なんですよねきっと。塚田くんにとって、名前のある、そしてキーパーソンである、場をかき乱していく、本当に大事な軸の役っていうのはチェリーズを除けば初めてだと思います(ドラマと舞台ではまた違うので)。
塚田くんの隣にレズリーが腰掛けている気がする。いつだって、じゃあな!俺ママんとこ帰るから!っていってるレズリーの腕を掴んで、いいじゃん、せっかくなんだから、もうちょっと遊んでこうよ!と塚田くんが引き止めてる。妄想ですけど。でもきっと対話を繰り返しているから、塚田くんの中にレズリーが見えて、レズリーの中に塚田くんが見えるようになるのだな…と最近はしみじみ思います。間違いなく医師談話室の中にいるのはレズリーだけどさ!!!

公演を重ねるこのとに、お客さんもですが、演者達のこの舞台への探究心と愛着が増してきている気がします。今週の火曜ぐらいから、なんかぐわっと。東京公演は残りわずかです。たくさんの愛につつまれて、レズリーくんが幸せになれますように。塚田くんも、渋谷の街で力いっぱいがんばってください!

 

A.B.C-Z “Legend”

「塚田くんのことを目に入れない期間」というものを設けてみて初めて気が付いたことは、ただひとつ、「そんなことやらなきゃよかった!」でした。

 

今回のツアーは大阪・名古屋・東京の三か所公演でしたが、仕事の都合もありどうしても大阪と名古屋は行けそうにありませんでした。Twinkleの時から、地方に行かないことで少なくともなにか大事なものを知らないで終わる、という感覚があったので、今回は絶対に行きたいなぁと強くねちこく思っていたので、日程を見た時の私の荒れっぷりは「白い影」で直江先生が死ぬ間際倫子にビデオレターを送ったときのテレビの前の私とひどく似ていました。

嫉妬かなと思ったのは、やっぱり行った人が単純に羨ましいからです。あとは、多方面に寂しいという気持ちだった。置いていかれるんだなまた、という謎の寂しさを抱えてしまったので、とりあえずガムシャラへ行き、スマップもたくさん計画を立てました。

置いていかれる、という感覚はめまぐるしいA.B.C-Z特有のものだと思います。現場数の多さが起因しているけど、特に私はファンになってからまだ日も浅いので、よりA.B.C-Zを知るには会場に多く足を運ぶことがスピード解決の糸口だと考えているから。

結局、その感覚に捕らわれてしまってからはもうまともに塚田くんを見ることも出来ず、ちゃんずーもマホチェリも見ていません。ここまでが、前置き。

 

代々木、すごく楽しかった!!!ライブは、楽しいことだけがある世界で、どんな嫌なことも悲しいこともゴミ箱にぽいしてしまえる空間で、それを身を持って、肌で、感じたのは初めてでした。楽しかった!!!

オープニングでブランコを漕いでいたえびちゃんは、さながらジブリ。夢がつまっていました。ブランコも、5STARも、5RINGSも、5in1も、5人にしか出来ないものを生み出していく姿がこんなにも力強くて、こんなにもパワーをもらえるものか。 

前向きなライブでした。未来が見えた。楽しくって優しさに包まれているライブはたくさんあるけど、次へと向かっていくライブは私は初めてだった。近い未来に、さらにファンが驚くようなことを仕掛けてきたり、大きくなって毎日テレビで見られるような、そんな仕事を絶対にするんだろうなぁという、すごくすごく未来を見据えたライブでした。戸塚さんは「掴めそうじゃないでしょ、掴んでよ」とトキメキイマジネーションで歌っていた。私は、「売れたい」と短冊に想いを綴った戸塚さんを思い出しました。本意は分からないですが、今の戸塚さんなら、今のA.B.C-Zなら掴めるよ。

掴めそうじゃなくて、掴んでよでもなくて、掴めるよって言いたい。

 

ところで、塚田くんのソロコーナーは噂には聞いていたけどおもしろかったなぁ。戦う塚田くん以外が見たいっていうほんのりな気持ちも届いていた?察していた?し、アクロバットも諦めてない。私は人には役割がある、と思う半面でその役割に嵌ってしまうのはナンセンスだとも思う。そう考えると、今回の塚田くんは色々なものを超越していた気がします。セルフプロデュースの行きつく先が面白い、って最高だなぁ。だいたいセルフプロデュースっていうのは半分自己満足なのでチッと舌打ちしたくなることもあるんですよ。私が中居さんを15年見続けてきて思ったことは、私の中ではもうまごうことなき事実なので。塚田くんの衝撃リカちゃんは批判なんてあったとしてもどこ吹く風で地球もジャパンも巻き込んでぐるぐるぽーいのバイバーイ!また見に来てね!なので、もうついていくだけなんだなって思わされました。深いこと考えずに、塚田くんの考えた塚田くんを何も考えず受け取れることって本当にたのしい。来年はどうするんだろう!

 

最後の挨拶で、「東京ドーム、ぜったいつれていきます!」って言ってた。言いたいことがたくさんあって、伝えきれないから早口で詰め込んで、東京ドームへの宣言をしてくれた。ずっと一緒だよー!もなかなかに涙腺にきたんだけど、塚田くんの挨拶っていつもまっすぐで、なんかよく分からないことも多いけど、それはそれですごく伝わってるよ。伝えたいことを一生懸命言葉にしてくれてありがとう。大きな会場で、もっといっぱい私も遊びたいです。持ちつ持たれつ。

はぁ楽しかった。ぜんぜん、置いてかれるなんて思わなくても良かったなぁって。代々木で得たものがすごく大きすぎて、私が考えてたことが小さすぎたよちきゅう…。塚田くんはありがとう~えびちゃんありがとう~細かい感想はもう、心の中にしまっておきます。

 

今日からイットランズインザファミリーが渋谷パルコ劇場で始まります。怪我なく風邪なく、元気に暴れてください塚田くん!!!

 

おめでとう!

塚田くん、27歳のお誕生日おめでとう!

 

塚田くんの入所15年を労ったのはついこの間です。放っておくとまた同じようなことをここでも書きかねないので、何を残そうかな、と人の誕生日にかこつけて早上がりをした電車の中で考えています。

トニトニのことを書こうかなと思ってもまだ2回しか見てないのでぽーっとしてるし、誕生日だから!と意気込んでキーボードに向かうと考え込んで沈んでしまう…拗らせるのでほんとうにさらっとにします。

 

トニトニ、塚田くんのお誕生日公演に行ってきました。ありがたいことに、とても近くの席で見ることが出来て、多少の見切れが発生はしたものの、すっごく素敵な表情をたくさん心に焼き付けることが出来ました。楽しかったし、嬉しかったです。

一番最後の挨拶のあと、勝利くんの掛け声でハッピーバースデーが流れ、ケーキが登場しました。塚田くん、ずっと「やだー!俺やだよ、恥ずかしいよー!」って言って、下手マンションに逃げ込んでました。すっごく恥ずかしいというか、照れてると言うよりも、どうしたらいいか分からない感じだった。あんまり真ん中で、予想はしていたけどサプライズ!っていうのに慣れてないのかな…?そんなまさか!塚田くんなのに!笑

勝利くんに腕を引かれ、戸塚さんにお尻を押され、ステージの真ん中に立った塚田くんは、なんだか少し小さく見えた。かしこまって、うーんって感じで。でも、ケーキにバック転をしている自分の絵が描かれているのを見た時、ケーキの蝋燭をひとつひとつフッフッって消してる時、すごく楽しそうな顔をしていて、そこでおめでとうが募りすぎて...もう私はダメでした。

27歳の目標は、「人に迷惑をかけない!」何年言ってんだよ!って言われつつも、今年はどうだったの?って優しく聞いてくれるかわいくん素敵な男だなぁ。「身近な人ほど気が緩んじゃうんだよね!」って言う塚田くんも面白かったけど、A.B.C-Zに気を抜きまくる塚田くんっておもしろくてかわいいですね。私、メンバーって少し緊張感のあるものだと思っていたので、こういう塚田くんみたいな人って面白いです。

途中、「もう戻っていい?」って言った塚田くんは、照れてたのかな?いたたまれなくて?自分がかわいくんの誕生日をお祝いするときはすっごくのりのりだった(らしい)くせに。でも、明るくて元気な人ほど、自分が中心になるのに慣れてないっていうのは、世間的にセオリーみたいなところはある。

 

塚田くんが楽しいと私も楽しい。

塚田くんが嬉しいと私も嬉しい。

それが分かったお誕生日公演でした。塚田くん、本当に27歳おめでとう!塚田くんの過ごしてきた一年を、今年はいろんなことに挑戦できた!っていう26歳の一年を、超えるような27歳の一年を作ってください。塚田くんの考えていることがたくさん形になればいいな。塚田くんの積み重ねてきたものが、もっといろいろな人の目に留まって、すごいね、って言われるといいな。まだまだ27歳なのに…って溜息つくようなところもあったりするけど、純粋で天然(世間的に)で、愛と勇気をみんなにお届けする、それがA.B.C-Z塚田僚一だもんね。その調子で、この一年も濃いものにしつつ、たくさんの愛を振りまくアイドルでいてください。

お誕生日おめでとう~!好きです!

5枚目

結局えび座の感想っぽい感想も書けないまま、ついにNever my loveが発売してしまったー!おめでとうございます!5枚目って、あっという間ですね!もう何日も前の話ですが!

 

 

ワンカメという技術と技術、気持ちと気持ち、根性と根性のぶつかり合いを選び続けてるA.B.C-Zを、改めて好きだなぁと思えました。橋本くんが、「前より10倍ぐらい楽しかった!前も楽しかったけど!」って言っていたのと同じように、私も、「前より10倍ぐらいみんなのこと好きになった!前も充分好きだったのに!」っていう気持ちです。

Never my love、すごく好きです。メロディも、ダンスも、PVも、衣装も、みんなの表情も、のしかかる重圧も、それを跳ね除けるみんなの気合も、全部すごく好き。えび座にたくさん行かせてもらったから、自分の思い入れも加わってさらに好きです。

永遠の愛を探しに行くのがテーマだというのに、塚田くんは「魔物を倒して呪いを解き放つ!」と間違った解釈をしていて面白かったです。ほんと、ずっと魔物魔物言ってたなぁ…。

白いナポレオン衣装、とっても、とーっても5人に似合っていて素晴らしいですね!かっこいいの塊!みんな王子様だしっていう橋本くんの呟きが見事現実に!

Like a blowはもう、間違いなく塚田くんかっこいい。いろいろ言いたいことはあるんですけど、間違いなくかっこいいのでもういいです。

でもひとつだけ言うとすれば、塚田くんはやっぱり自覚してるんですね!自分がアイドルだということ、自分がかっこいいということ!最高に好きです!かっこいい!間違いない!

 

2曲ともすごく大好きで、私の1番好きはいつも塗り替えられるなーってしみじみ思います。1番好き…今はやっぱりNever my loveです、ね。なんか、いつも1番好きについて考えてみるんですけど、どれもここがいい!ここが好きすぎてつらい!とかばっかりで、不満とか優劣とかはまったくないんですよね。驚きと発見ばかり。直感的に好きなのも、全体的に好きなのも、なんかあんまり選べなくて。タイミングで好きなものはもちろんあるんですけど。

もうすぐ新しい舞台が始まるというのに、私はまだあのえび座を引きずってるんですよね。引きずってるというとえび座シックみたいですが、そうじゃなくて何だろうな…あの時に見た塚田くんが、今まで見たどのステージのどのタレントより、なんだか輝いて見えててたんです。毎日がほんとうに幸せで、思い返すのが楽しいんです。辛いとかじゃなくて、楽しすぎてどうしよう!ってふわふわする。なんで、今ネバマイを聴くと頭と心がえらいことになってます。あ、でももう次のステップまで一週間だしそろそろやめます!楽しい余韻をありがとう。

 

ということで、Never my love発売おめでとうございました。本当に素敵な曲を歌うことができて、5人は誇らしいだろうなぁ。私も、ファンとしてとてもとても嬉しいし幸せな気分です。あったかい気持ちがたくさん詰まった曲とショーを、たくさんの人に見て感じてもらえますように。この曲を聴いて、PVを見て、また5人はひとつ階段をのぼったんだなぁという安心にも似た何かに包まれました。頼もしい。このまま、夢をたくさん見させてくれるんだろうなぁという気持ちにさせられてしまいました。ハードル上げといたんで、次のリリースを、この曲をたっぷり愛しながら待つことにします。

 

15年

塚田くん、入所15年、日々お疲れさまです。世界にはこれ以上に楽しいもの、面白いもの、簡単なもの、いろいろたくさんあるけど、その中からこのアイドルという道に光を見つけて、今も尚突き進み続けていること、私はすごく嬉しいです。

えび座の感想がまだ書けていないけど、せっかくの記念日なので塚田くんについて書きたい。

 

さっきまで色々書いてたんですけど全部消しました!億が一にでも見てしまった方がいたら忘れて欲しい内容でした。そういうことが言いたいんじゃなかった。

 

 

A.B.C-Zを初めて見た時は、玄人感丸出しのフレッシュじゃない人たちがいる…と薄目で見ていた程度で、まさか自分がこんなに大はしゃぎするなんて思ってもみなかったです。

いつも、塚田くんにどこで落ちたんですか?なんで好きなんですか?って聞かれがちなんですが、一律「desperade落ちです」と答えてます。便利な言葉です、デスペ落ち!

いまいち自分でもなぜ塚田くんだったのか分からないので、パッとあげられる「少クラクリスマスSPで見た塚田くんとその後のデスペで見た塚田くんのギャップ」をその理由にしています。

 

定期的にいろいろ考えてみてはいるんですが、こういうのって理屈じゃないじゃないですか。そりゃあ好きな部分を挙げたら、一日で挙げきれる?って心配になっちゃうぐらいたくさんあってキリがないと思うんですけど、でもなんだかどれを取ってもしっくりこない気がして。

何か書きたい!と思いつつ、「塚田くん」のことについてはなかなか筆が進まない。けれど今日は記念日なので…

 

例えば負けず嫌いで子供みたいな言動が好き。

よく分からないところでつっかかるのは面倒だな、と思うけど、 それを差し引いてもなんだか可愛げがあって、れっきとした理由が本人の中にあるんだろうなぁと思わせといて大してなかったり、見てて飽きないやりとりをしてくれるところが好きです。単純に面白い。変なはなし、これから塚田くんに熱をあげることがなくなったとしても、ここは面白がってずっと注目しておきたいぐらい単純に面白いです。

「俺センターは諦めてない」こういうこと言う人なんだ、っていうのを考えると、面白いがあっという間に好きへ変わります。

 

例えばアクロバットが好きです。

以前は、塚田くんのアクロバットに対する向上心って「俺はこんなもんじゃない!もっと色んなことに挑戦したい!出来る!見てて!」から来ていて、その先にファンがいるのかと思っていたんですが、思っているより割と手前の方にファンの人がいて、冷静に自分とファンとを交互に見つめてるのかなって感じました。

クロバットは塚田くんの武器でもあるし恐らくメディアを通して見る時のアイデンティティでもあるんだけど、ファンと塚田くんを繋いでくれるものでもあるのかなぁと勝手に感じてしまっているので、ずっと見ていたいです。一番出来る!と自負しながら、まだまだ!と邁進する塚田くんをずっと見ていたいです。

 

例えばコミュニケーションの取り方が好きです。

タイムリーな話題だと、今朝(10日)のちゃんずーサーカス編。橋本くんへのお兄さんのような、先輩のような話しかけ方、言葉のチョイスが好きです。お兄さんぶってる、先輩ぶってる訳じゃなくて、なんかよく分からないですが今日の話し方は好きな要素の一つでした。外国人の方に対するコミュニケーションは、ワーホリやえびブロ他諸々で見聞きしてますが、恐れずに(そもそも話しかけることに恐れるという感覚がないのだと思うけど)、自分から前向きに自分のことを伝えようとしたり理解しようとしたりするところが、なんだか私にはできないことでひたすら尊敬します。あんまりアイドルに対して尊敬ってしないんですけど、塚田くんのこういうところは尊くて、敬わなければいけない部分だなぁと思う。

私昔に何度か短期留学してるんですが、その度に悔しい思いをしてきたので、本気で羨ましい!!!

あとは人との距離の取り方も面白い。近すぎるのかなぁと思っていたら、意外とはかりかねてる部分もあったり、かと思えばいらんところまでぐいぐい来るし、不思議な人だなぁと思うと同時に人間味があるなぁとも思う。当たり前のことですが、塚田くんの中にもきちんと人に対する臆病な感情っていうのがあるんだ!この発見は、さっきの「恐れる感覚が無いのだと思う」という偏見を軽々と打ち崩してくれます。なんて面白いんだー!!

 

例えば自覚があるところが好きです。

「自分のことをテレビで見た時に、なんだこいつうるせぇ小学生から出直して来いよって思う」って言ってたのはかなり衝撃でした。自覚、というよりは客観視というのかな。別に私は塚田くんを見て小学生からやり直してこいとは思わないですけど、こういう風に外側から自分のこと見れるんだっていう驚きと発見でした。そこからまた課題を見つけて、チャレンジして、また行き詰まって、またチャレンジするんだろうな。

アイドルとしての自覚は、ありすぎるほどで眩しいです。セルフプロデュースが上手いなと思います。言葉の並べ方が苦手で、行動はしっちゃかめっちゃかな時もあるけど、自己表現に長けてる。自分を見てほしいという欲も期待も全部伝えてくれる。

 

私は塚田くんを、アイドルとして正しい人だと思ってる。偶像崇拝を極めてしまったので、私の中にはアイドルといえばこれ!という定義があります。塚田くんは私のそれをなぞるように、でも交わらない、ギリギリのスレスレを行く人です。すごく心地いい。ドンピシャストレートなんだけど、いつも新しい発見をくれる、いつもこんなこと知らなかった!こんな人を好きになるなんて思ってもみなかった!ってびっくりさせられる。歴史が長いから、正直知らないことだらけです。でもだからこそ楽しい、だってどんどん新しい塚田くんを見つけていけるから。これは新規の特権だと思います。

 

塚田くんの15年は、私の未来です。

 

塚田くん、入所15年、日々お疲れ様です。身体に気をつけて、これからも楽しく元気に、ステージに立ち続けてくれたら嬉しいです。

 

 

感想②

塚田くんの戦い…

塚田くんは舞台の上で常に戦っていました。登場の瞬間はもちろん、今売出し中のアイドル!ですでに汗だらっだら、足を嵌めるときにもぞもぞしながら少し前のめりになって確かめたり、まぁ踊りはいつどこを切り取っても全力だったから言及することは特にないです、喜怒哀楽の感情のゆらめき、アクロバットの華やかさ、ちょっとめんどくさくなったから雑になったけど、はぁ好き!

でも、やっぱり一番戦っていたのは、「アドリブ」でした。五関くんがはしゃいでる段階で目が死んでましたね!ちょーおもしろかったです!そしてちょーかわいかったです!河合くんがいてくれて本当によかった!ここに、塚田くんの戦いの記録を残しておきます!

 

  • 7日夜:この…この(写真立て)の、裏の金具を作る人…!
  • 8日夜:塚「とっ…時計の…1とか…数字の…2を作ってる人!」河「時計って12人で作ってるんだ…?」塚「多分…そう…」河「その、1の人…?」塚「…いや、2!2担当の人…」
  • 9日夜:塚「今の人はアメリカの…床の、フローリング…を磨いてる人!」河「床…?磨いてる人…?チャンピオン的な?」塚「(四つん這いになりながら)そう!ここもきっとそうだよ!触ってみろよはやく!」河「やめろよ何四つん這いになってんだよ!」橋「真家…先生怒ってるぞ…」
  • 10日夜:塚「今の人は…アメリカ人で……ここの(ピアノが乗ってる台を指し)、カーペットを作った人だよ!見てよ!」河「見る見る、どこ?」塚「ここ!ほら触ってよ!」河「うん、触ったよ、これ?」塚「そうこれ作った人!」河「頭おかしいのか」
  • 12日昼: 塚「いまの人は、アメリカの、絨毯とかカーペットとかの生地あるじゃん?……この(ピアノカバー指しながら)、ネジネジ…ネジネジあるの分かる…?この、必要なのか必要じゃないのか分からないけど…その、ネジネジを、作ってる!」河「中尾彬か!!!」
  • 14日昼: 塚「今の人はっ…アメリカの人でっ!……とても、とーっても、大きな…おうちを持っている……それで!その、お家の中に…なんだっけな…」河「クイズじゃねぇんだよ!」塚「あっ…違った…?」
  • 14日夜:塚 「今の人は、アメリカの人で…アメリカの…アメリア…?」河「…アメリアってなんだ…?」塚「アメリア…名前…?」河「名前?」塚「名前名前名前名前!たぶん…まちがいない…その、アメリアが…アメを作ってるの!」河塚「アメリカの、アメリアが、アメ…」塚「アメがいっぱいだよね!」河「たのしくねーよ!!」

 

お気付きかと思いますが、一週目の段階でもう、ぐーんとアドリブ時間が長くなってる…ここから塚田くんの、アメリカとピアノから離れられない怒涛の日々が始まります。

 

  • 16日夜:塚「今の人は、アメリカでっ……飲食業やってる!やってるじゃん?やってる人なの!…お皿も洗うんだよ!大変だよね!作るだけじゃなくてお皿も洗ってるの…で、洗ってると、鼻歌出るでしょ!?ふーんふっふっふっ!あ、歌は上手くなりたいって言ってた!」塚河「ふーんふっふっふっふっ!!」河「くたばれ!(ちょっと噛む)」塚「なっ!!(叩かれて変な声出す)」
  • 17日夜:塚「いまの人は、アメリカ人なんだけど…アメリカ人なの!アメリカ人で…そう確か…アメリカの中にある……ハンバーガー屋さん…ハンバーガー屋さんを、経営してる…経営したい!経営したいって夢はあるんだけども!今は、ボーカルレッスンしてる!」河「…整理して喋れ!」
  • 18日夜:塚「今の人はっ……ここだけの話だよっ、ねっ…アメリカの…ピアノ詐欺の人…線っがっ、無いの、ピアノの線がぜーんぶないの!そういう詐欺に気をつけろって言って回ってる…そうやって詐欺してんだよ!」河「目ぇまん丸にして何言ってんだよ!」
  • 19日昼:塚「今の人はっ…アメリカの…ピアノのっ…調教師…」河「はっ?」塚「ピアノの調教師」河「えっ、そっ!とかコラっ!とかって…?」塚「ピアノ、直したりする仕事あるじゃん?」河「そ、それは調教師じゃない」塚「こう、ピアノを開ける!開けて、中に入って、直す」河「こん中に!?」塚「そう、もしかしたら今もこの中にいるかもしれない」河「え、どんぐらい?1LDKぐらいかな?」塚「んーーーそれは分からない!」河「…何言ってんだよ!」

 

河合くんの存在の大きさを改めて感じることの出来るシーンですね。私は塚田くんが「河合がいないと成立しない」とたびたび口にすることが興味深くて、そんな河合くんは昔の雑誌で「塚田が回れば河合も回る」と言ってることがなんだか頼もしくて、そんな風に思ってるものだからこの二人ががっつりお互いを見つめ合い、探り合いながらステージで戦ってる姿が本当にだいすきでした。

怒涛のアメリカ・ピアノの二週目でしたが、悪夢はまだまだ塚田くんを襲います。三週目、お願い塚田くん、新たなネタをひねりだして!

 

  • 23日昼:塚「今の人は…ピっアノの業者さん!うん業者!」河「業者…」塚「業者…そんでこれを運んだ…」河「あ、今!?」塚「そう今!運んだんだよね!ちょっと合ってるのかなーって確認してたの」河「で、明日のレッスンに呼んだの…?」塚「…そう配達もしてる!っだから…仲良くしておいた方が、ちょっと安くなる…」河「あっ配達もしてるの?」塚「そう!すごいいいサービスだよねー!」河「…疲れてんのか!」
  • 23日夜:塚「今の人は…アメリカに住んでる!アメリカに住みながら…ピアノを作ってる!」河「もしかしてこのピアノもあの人が…」塚「違う」河「違うんだ!?」塚「ピアノやむっ…が、ここが…(椅子調節するとこ指す)」河「おい真家ちょっと待て、やむってなんだ」塚「…俺そんなこといった?…で、そのピアノやむが…」河「あ!ここピアノやむって名前なの!?」塚「そう!あの人がそう言ってた!これを、作ってるの!やむやむーって!」河「はしゃぐな!!」*1
  • 24日昼:塚「今の人はっあのっ…アメリカの…そのすべての!…メトロノームを…」河「すべての、メトローノーム!?これ!?」塚「そう、こう、カチッカチッ(×2)ってやるじゃん?…やる人!」河「ちょっと待てこん中入ってんのか?小さくなって?動かしてんのか!?」塚「そう、そう、そう言ってたのその人が!」河「疲れてんのか!」塚「(おでこ抑えながら)時差ぼけかなぁ…」河「もう、尋常じゃない汗だぞ」塚「うん…」
  • 24日夜:塚 「今の人は、えーっと…アメリカの!木を切ってる人で…木を切ってる…」河「木ぃ!?」塚「この木も切った!(ピアノの足)」河「えってことはこれ全部あの人が」塚「違う!あの人は、ここ担当!」河「ここ、ここだけ!?」塚「そうここだけ!だから傷つけないで、大切にしてほしいって言ってた。やっぱ土台って大事だからさー!やっぱ土台がしっかりしてないといい音が出ないから…」河「…っちゃんとしろ!出来るか!?」塚「…」河「そんな、犬みたいな目で見るな!ちょっと可愛いと思っちゃっただろ!」
  • 25日夜:……この日遅れたから見逃したんだった……
  • 26日昼:塚 「今の人は…アメリカのっ…塗装業」河「えっそうなの…?」塚「すっ…そう、で、どういう塗装かというと…こういう塗装(壁指して)そんで、今日来たんだけど、そのお礼に1レッスンいかが?…やります、やらせてください。(真顔)」壁を触ろうとする河合くんを、ダメ!ダメだよ!と止める塚田くん。触るなよ〜触るなよ〜!って言いながら絡み合う2人。河「くたばれ!」五「あいつおかしいな」河「日本に帰すぞ、日本に帰そう」
  • 27日夜:塚「今の人は、アメリカ人のっ…そう、アメリカ人で…この地区ではそこそこ有名。…あの人はっ…色んなものを作ってる!(写真たてと迷ってメトロノームを指す)このめと、メトロノーム作ってる。」河「ほう…」「下に、小さな重りあるじゃん?バランスがちゃんとなるように、それを研究してる!」河「それ必要ある?」塚「ちょっとのズレもあると大変じゃん?」河「あ〜狂っちゃうとね、」塚「そう狂っちゃうと、それを均等に…」河 「お前が狂ってるわ!」塚「…おれ?(ぽかん)」

 

全公演分は誰かがまとめてくれると思いますが他にあったものも。

  • アメリカの、ペリーのむすこ…名前はパリ―!
  • ピアノの調律師だけど、右から二番目だけを調律してる人!
  • アメリカの水道の蛇口を、菌がたまるので、めんぼうで掃除する人!
  • ドライバーの、マイナスの方作ってる人!……etc

 

塚田くんお疲れ様でした!毎回、とっても楽しかったです!いつも、河合くんの目をじっと見つめて、河合くんの瞳の奥の奥にある正解をなんとか探そうとしてた…ある意味殺気立ってたとも言える…。結局アメリカとピアノはなんとしても使わないと!っていう凝り固まった考えからはほとんど脱却出来てなかったけど笑、ぽかんとした顔、本気であちゃーってしてる顔、橋本くんも吹き出しちゃう、河合くんもおろおろしながらつっこまずにはいられない、五関くんはにこにこ見守ってる、とっても平和な空間でした。

後ろに下がる時、橋本くんが指揮を振って、その横で塚田くんがゆれているのがとってもかわいくて好きでした。

 

塚田くんと橋本くん

私は何を思ったか、三週目で橋本くんと塚田くんが(役柄上またはその時の気分で)触れ合う回数をカウントしていました。一度始めてしまったので、そこから5回ほどは数えて見たのですが、感覚的にアベレージ11~12って感じでした。

  1. 「知らないな!」でこけたあと肩組み
  2. 「ハリウッドパレスだ!」で見て見て!と肩を叩く
  3. 調子がいいと、その後肩を組む
  4. 「真家、あぶない!」背中ぽんぽん
  5. ボーカルレッスンの極意、肩を組んで顔を覗き込むなど
  6. 「can we help you?」で一度戻ってきた際肩もみもみ
  7. 「funny...」戸塚さんに何か言われると嬉しそうに塚田くんの胸をとんとん
  8. はい、ちーず!
  9. 記者会見、橋本くんからだと肩を抱く、塚田くんからだと肩に肘を乗せる
  10. 調子がいいと二回目の静止でもなんかしてる
  11. 太陽のあいつハイタッチ
  12. ステージに戻りながら肩を組む(いつもなんか話してる)
  13. レコードを抱きしめる塚田くんの肩を組む

あとはちょこまか、あるのかないのかっていう感じです。橋本くんと塚田くんはショータイムが本番なので、なんかもう予行演習って感じで…した…。

今日はこの二つをどうしてもまとめておきたかったので、これぐらいにします。

ショータイムは書きたいことが山ほどあって!うまくまとめられないと思うんですけど!塚田くんってすごくかっこいいじゃないですか!だから仕方ないと思うんです!やっぱりステージを戦場だと思ってる人は違うなって思いました。正直、塚田くんのステージを一度生で見てしまったら最後、メデューサに睨まれたようなもので、動けなくなってしまうので…毎回、息を止めるようにして見つめていました。我ながら重いですが、10月ってそういう季節だって聞きました。

 

またのちほど…。

*1:ピアノやむは画像参照 

 

感想①

なにがなんだか…

どう書き始めていいやらまったく分からなかったので、4月にえびの代々木に行った時のことから書いてもいいですか…。

確か29日のMCで、僕たち日生やります!僕たちのプロデュース公演!ヤッター!塚田の脚本薄い浅い!って騒いでたんですよね。クリエでもそういった公演をやっていたことは知識としてあったので、またそういう、自由に動き回るえびちゃんが見れるんだと思っていました。なんとなくですが、今まで色々なステージで活躍している彼らが、土台があるものに華を添えるのではなく、自分たちの手で自分たちを演出して一から作っていくってなんか凄いなって。文字として残しておきたい割に良い言葉が思いつかないんですけど。ジュニアの頃もそういう機会を与えてはもらってるけど、デビューしてからだとやれることってぐんと増えると思うし、あの頃のことは私は知らないけどきっと感慨深いものになるんだろうなって思ってて、ああ私も仲間に入れてもらえるのかなぁって勝手に想像してました。

だから、ジャニーズ伝説って聞いた時、えーーーーーーー!!!!?なんか聞いてたのと違うーーーーーーーー!!!!?っていうのが一番の感想でした。普通に、しゅんとしちゃった笑。世間の反応とはずれてるのかな?と思いながらも、いやだって私プロデュース公演見たかったし…っていう我儘な気持ちがすごくあったんです。

 

でも制作発表の「10月どーーーん!」で割とそこら辺はどうでもよくなりました。

 

はじめの塚田くん

7日が私の初日でした。仕事だったので少し遅れて劇場に入ったのですが、瞬間、舞台独特の漂う緊張感と塚田くん的に言うとライブ感をビシビシ感じて、席について歌を聞いたら、なんか……よく分からないけどぽろぽろ涙出てきて、ほんとに、よく分からなかったです。

 塚田くんがかっこよかったんですよね。もう最初の涙の理由はコレだ!ってことだけはよく分かってます!動く塚田くんがすごくかっこよかった。テレビで見てるのとは違うなぁ。指先まで通る神経とか、その先を見る目線とか、最後まで正面を見るターンとか、人一倍足を開く立ち方、胸を張った姿勢、そういうものをテレビではあー好きだなぁって何回も繰り返し見てたりしたんですけど、それが今まさに目の前にあって、しかももう巻戻しボタンが使えない、10秒戻しとか、一時停止とかコマ送りとかさぁ…

舞台に生きる人だったんだなぁって感じました。第一印象です。今は、テレビでもよく見かけるようになって、これからもっとそういう機会が増えていくだろう。でも、やっぱりこの人はお客さんがバーッと前に広がっているステージで、今この瞬間を全力で生きてそのパワーを見せつける、そのパワーを見てる人にも一緒に舞台に立ってる人にも与えることが出来る、そういう人なんだなぁって思いました。コマ送りとかする必要がないんですよね、使えないと嘆きながらもする必要ないんです。コンマ1秒でも塚田くんは全瞬間にエネルギーを注いでた、止める隙すら与えない、そんな気がしました。

 

 ついったーのログをあさってみたのですが、初日の感想は公演のネタバレ以外には「生きてます」「塚田くんがかっこいい」の2つぐらいしか呟いてなかったです。いっぱいいっぱいってこういうことなんですね!

 

1幕ジャニーズ伝説について

 初見が構えるというよりはこう、どうしようえびが目の前にいるー!って感じで見てたのでこんな感想になってしまったんだけど、まぁ…。「俺たちの手で…ジャニーズを終わらせよう」は一人ローレライの解放へ向かう赤髪を思い出します。悲しい…

あくまでも、「実話」に基づいた作品なので、とやかく言う必要はないのかなと思う1幕。ただ、あおいさんも飯野さんも中谷さんも健在の中、一人真家さんはお亡くなりになってるんですよね。そういった意味でも、塚田くんはよりいっそう、自由に、けれど悩みながら、やったのではないのかなぁと想像してみたりはしました。

調べてみると真家さんは、ジャニーズのリーダーだったそうです。塚田くんがリーダー!?思い出のボールの管理を任されていたことから気付くべきだったのかも!

 

  • ようせい(みずき)のお父さんがお母さんの病気を診てくれることになった時から、塚田くんはようせいの為に何かが出来れば、ということがジャニーズの夢と置き換えられてたのかなと思いました。人一倍ようせいに拘る塚田くん。
  • 例えば、アメリカに行こう!ってなった時も、河合くんは「俺たち誰も歩いたことのない道を行くべきなんじゃないかって!」と、ようせいの言葉に新たな道を教えてもらった輝きみたいなのが見えたんですけど、塚田くんは「お前の夢、必ず現実にしてみせるからな」が根本なんですよね、どうしても。
  • 日本で待ってるのはようせいだけじゃない!と河合くんが言った時も、なんだか納得がいかない様子だったし、私には最後のあがき(もう一度アメリカに行こうよ!)が、まだようせいに何もしてあげられてないじゃないか!っていう意味に見えました。
  • Never my loveを初めて歌うとき、歌いだした橋本くんを河合くんと五関さんは「あ、こいつ歌いやがった!」って嬉しそうな目で見つめるのに対して、塚田くんは楽譜から目を離さない。楽譜で歌を追いながら、嬉しそうに笑って、「これ、いい曲ですね!」っていうのは塚田くんだった気がします。
  • だから、「俺たちこの曲がなくなったらどうなるんだよ!」でラジオを叩く時、なんだか一つの線として繋がったような気がします。この楽曲を、自分を助けてくれた子供に届けたい、喜んでもらいたい、これなら絶対に笑顔を見せてもらえる、そういったことがまず一番に頭の中にある「塚田くんの真家さん」だったんだなぁと、勝手にですが感じ取りました。河合くんが日本で待つファンと道を切り開いていく俺たち、を前提としてるのに対して、塚田くんの対象が若干固定されがちな感情って面白いなって。
  • 「俺たち、幸せすぎたのかな」レコードをぎゅっと抱きしめながら下を向く塚田くん。塚田くんは、いつもレコードを宝物のように扱っていました。レコードを聴かせる時も、愛おしそうに蓄音機…っていうのかな、違うかな、まぁあれを見つめたり。皆が、アメリカでしかもうあれを越えられるものが出来ない、日本でこれ以上のショーを見せられるのか?ということを論点に置いてるのに対して、やっぱり塚田くんからはショービジネスへの執着というより「ようせいに聴かせてあげたかったNevermylove」への執着の方が感じるんですよね。ああこれで世界でも活躍するジャニーズを夢見ていた少年の夢も終わってしまう、そんなのやだ。っていう。
  • 補足すると、「幸せすぎた」のは「良い作曲家や良い音楽にも出会えた」からではもちろんあるんだろうけど、どうしてもようせいくんとの関係が私には切り離せなかったんです。そういう意固地なところ直したいです。 

 

 これはあくまで私が観劇中に感じたものなのであまり深く考えないで欲しいんですけど、こうやって色々考えながら観劇するのはとっても楽しかったです。

それから、1幕で塚田くんが感情をむき出しにしたような演技をするのがすごくびっくりで。余り過去のDVDも特に舞台系は見たことがなかったので、ますますびっくりだった。塚ちゃんは考えながら演技しちゃダメ!って誰かに言われてたけど(悪い意味では無いと思う)、なーんだこの人すごく真面目に演技できるんじゃん好きになるわ…って結構心えぐられました。むつかしい。塚田くんって、こんな顔もするんだこんな声も出すんだ!って、そういう驚きと感動でした。毎回、すごくすごく好きになる瞬間だった。

 

長くなったので一回終わりにします!